オロチナギ杯緊急現地レポート
インターネットを駆使している僕は、3rdについて調べていた矢先、「オロチナギ杯」という大会が開かれることを知りました。
聞いたことのない名前の大会ですが、調べてみると、新宿のゲーセン「カーニバル」で開催されるとのことでした。
新宿であれば、距離的に考えて、行けないことはありません。3rdが大好きな僕は、「オロチナギ杯」を観に行ってみることにしました。
~ガタンゴトン、ガタンゴトン~(※山手線の音)
新宿につきました。
カーニバルへの道順は、あらかじめ調べておいたので問題なし。
東口から徒歩5分。女子高生の制服を着たお姉さんから「お願いしま~す」とティッシュを渡されながら歩いていたら、無事カーニバルに到着しました。
途中、日焼けしたスキンヘッドのおじさんが、金のネックレスをじゃらじゃらさせながら、外国人に向かって「5で、5でどう?」と言っていました。
片手の指を5本立てて、なにやら交渉しているようでしたが、一体なんだったのでしょうか。まったく不明ですね。
そして、肝心の「オロチナギ杯」はと言うと・・・・
むっちゃ人並んでました。
100人以上いるでしょうか。恐らく全員がオロチナギ杯に参戦or観戦するために集まったのだと思います。パッと見、幼児までいるではありませんか。3rdの集客力はとてつもないですね。稼働して15年目とは思えません。
カーニバルに入店し、格闘ゲームのコーナー(2階)に上がると、すでに人だかりができていました。大会はもうはじまっているらしく、フロアは大盛りあがりです。
僕は「うおおお、対戦が見えない」とか言いながら、筐体の様子を観ようと人ごみの隙間に滑り込みました。
なんとか対戦台が見えるところまでたどり着いたとき、そこには衝撃の映像が広がっていたのです。
ん? あれれ?
KOFXIIIじゃねーか
なんということでしょう。「オロチナギ杯」は3rd strikeの大会ではありませんでした。
「オロチナギ杯」とは、実はKOFXIIIプレイヤーの初心者から熟練者までが楽しめる、「1人1キャラ制」の大会だったのです。KOFのシステムと同じように、3人のプレイヤーで1チームを組むとのことです。
これはうっかりしていました。てっきり3rdの大会だと思っていました。
とはいえ大会そのものは非常に盛り上がっているようで、事あるごとに
「うをおおおおおおおおあああああああ」
と歓声が上がっていました。集まったプレイヤーたちの「KOF大好きオーラ」がバシバシと伝わってきます。
しかし、僕は最近のKOFのことはよくわかりません。
僕のなかのKOFの記憶と言えば、97でテリーを使って屈C空キャンパワーチャージで永パをしていたことくらいです。
うっかり地元のヤンキーに永パをしてしまい、リアルに肩バンを食らって以来、ゲーセンが怖くなり、僕のKOFは幕を閉じたままです。
ありがとうKOF。ありがとう97。ありがとうパワーチャパワーチャパワーチャ
そして、ありがとうカーニバル。
またいつか来ます。