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All about Street Fighter3 3rd strike

脳梗塞でゲーセンに来れなくなった友人の話

友人Nのはなしをする。

彼がいたことで、僕は格闘ゲームを好きになれた。
ゲームを通じた友人もできた。

友人Nが脳梗塞で倒れたのは2019年夏のことだ。
彼は半身に麻痺が残り、今は両手を使う作業はできない。もちろんゲームもだ。
マヒ、と書くとゲームの状態異常のように感じる。だがこれは現実に起きたことで、僕はまだそれを受け入れきれていないように思う。


Nと僕の出会いは高校までさかのぼる。
それまで僕はまったくの格闘ゲーム初心者。コンボのコの字もわからず、家庭用でガチャプレイを楽しんでいた。

高校1年から2年に上がり、クラス替えがあった。僕とNは同じクラスになり、話すうちにNが格闘ゲームが好きであること、たまたま同じタイトルで遊んでいたことを知った。

Nは当時の僕にしてみれば「先生」だった。情報弱者な僕に、コンボからキャラ対策、攻略掲示板の存在まで、何もかもを教えてくれた。

そしてNは僕をゲームセンターに連れていってくれた。
対戦台を通して見る格闘ゲームは、それまでの初心者家庭用プレイとはまったくの別世界。
僕はすぐにゲーセン通いにのめりこみ、今はなき渋谷の「さくらや」でアーケードコントローラーを買った。HORI製、とても小さなサイズのモデルである。

僕の家にアケコンを持ち寄り、PS2でNと対戦することもあった。僕の中学の友人も集まり、「闘劇魂」を読みながらワーキャーワーキャーと対戦した。

大学生になり、社会人になってもNとはしょっちゅう会い、ゲーセンに行くことになる。
社会人になると友人ができづらい、とは言うが、社会人になっても格闘ゲームを通して友人が増えたのは紛れもなくNのおかげだと思う。
これからも自分たちはゲーセンで、"高校13年生"をやっていきたかった。

それが崩れたのが、昨年夏のことだ。


とあるなんでもない日の晩。スマホにNからの着信。Nの父親からだ。声のトーンから、すぐにただごとでないと悟る。
「Nが、脳梗塞で倒れました。手術は成功して、命は助かっています。いま●●病院に入院しています」

聴きながら、僕は冷静を保とうと必死だった。Nの父親の声が震えていたおかげで、逆に僕は冷静でいられたのかもしれない。

Nの父が続ける。

「病院に運ばれて、Nは意識もぼんやりしていたのですが、あなたの名前を何度も呼んでいました。Nの携帯を見て、あなたの名前を探して、こうして連絡しました」

涙を止められなかった。

電話口の僕の嗚咽を察知したのだろう、Nの父親も泣いていた。


すぐにお見舞いにいった。
脳に出血があったからか、Nは終始ぼうっとしていて、こちらが話しかけていることもあまり理解できていないようだった。体も起こせない状態だった。

付き添っていたNの母親が搬送当時のことを詳しく説明してくれた。
説明を聞きながら、僕はまた泣いてしまった。命が助かってよかったと、それだけを繰り返した。

Nも泣いていたし、Nの母親も泣いていた。

月日がたち、Nは今リハビリの施設にいる。半身はまだ完全には動かない。
だが以前は寝ている状態から体を起こすのも困難だったのが、最近は自力で起き上がり、手すりがあれば介助がなくても歩けるようになった。

最近の趣味はスマホゲームとYouTubeの動画鑑賞だという。やはり片手でできる遊びは限られてしまう。

何も考えず、ただ格ゲーが楽しい、対戦が楽しいと思える時間は終わってしまった。
緊急事態宣言が終わり、ひとりでゲーセンに行ってはみたが
「ここにはNはいない」そればかりが頭をよぎり、純粋に楽しめなかった。

今の僕がNにしてやれることは少ない。日々つらいリハビリに励むNに、たわいのないLINEをし、ゲームの新しい情報を送って雑談するくらいである。

最近のLINEでNはこう言っている。
「やっぱりグラップ仕込みヘッドバットを使えないと格上相手にはキビしいかな」

Nは格ゲー復帰を全く諦めていない。
それが嬉しかったし、何もできない自分の歯がゆさを余計に自覚した。

Nがいつかゲーセンに復帰するなら、僕は彼が帰ってきたときに負けないよう、精進するだけである。

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築地の豆屋さん『山本商店』に行ってきた

節分と言えば豆。豆といえば、築地・山本商店!

農林水産省のHPにも掲載されている、由緒正しきお豆屋さん。

それが山本商店だ!

いったいどんなお店なのか?

山本商店の全貌を確かめるため、築地まで足を運んできました!!!

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時刻は朝の8時。地下鉄を降りるとそこは築地でした!!

 

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市場は大賑わい!!! 外国人観光客やカップルで溢れかえっています!!

僕は「豆なんていいからネギとろ丼食べたい」という気持ちを抑え、山本商店を目指しました!!!うおおおおおおおおおおおお!!!!!

 

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お店が並ぶ通りを歩くと、向こうに「豆」の文字が!!

 

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ワクワクしながらさらに近づいてみると、「山本の豆」という看板に遭遇しました!!!!

山本の豆!

山本の豆!!

山本の豆!!!!

 

店ではおばちゃんと若い衆が何人か働いていました!!

僕がお豆を眺めていると、おばちゃんが快く試食させてくれました!!うまい!!

お豆の美味しい煮かた?も教えてもらいましたが、ちょっと難しくて覚えられなかった!!

商品の種類は豊富で、いくつか写真を撮らせてもらいました!!

 

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高級品です。試食どーぞ^^おいしいよ」という可愛い手書きのPOP!!!

 

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小豆といった定番のお豆から、クコの実や松の実など、お豆以外も取り扱っている様子!!!

お豆がいっぱいあるのはわかったのですが、残念ながらぼくにお豆の知識はありません!!ヘタに喋るとボロが出るので、「色んな商品があった」くらいで許してください!!!!

 

時間が経ってお店に陽の光が差し込んでくると、若い衆の方々がのれんをかけていました!!!

 

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どこからどう見ても山本の豆でした!!

山本商店さんのお店がある通りの次の角を曲がると、もうひとつ「山本商店」の売り場が設けられています!!!!

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のぼり旗も ↑ のように出ており、遠くからでも一発でお店の場所がわかりました!!!

こちらの売り場も繁盛しており、修学旅行中? とおぼしき中学生の団体や、パツキンの外国人さんで賑わっていました!!!

 

以上、というわけで「山本商店探検記」でした!!!!みんなもおいしいお豆が欲しくなったら山本商店へGO!!!!!

【山本商店インフォメーション】

営業時間…5:00~13:00

休業日…日曜・祝日・市場休市日

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追伸 豆菓子おいしかったです。ごちそうさまでした。

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クーペレーションカップ観戦レポート

《その道の名人上手が死力を尽くして戦う大きな棋戦には、スポーツとは別種の強い吸引力が存在するように感じられる。それは恐らく、一局一局、いや一手一手にすら人生がかかってくるという、劇ならざる劇の運命的な「一瞬」に牽きつけられるということでもあるのだろう。》

沢木耕太郎著『チェーン・スモーキング』より――

 

✽✽

2015年1月12日、東京レジャーランド パレットタウンにおいて、第13回クーペレーションカップが開催された。

ストリートファイター3rd strike 5on5の今大会において、最強の5名は誰か。それぞれのチームが覇を競う。

前日に行われた同キャラ推奨5on5「プレクーペレーションカップ」の熱気もそのままに、1次予選第1ターンから激戦が繰り広げられた。

▼一次予選、5タテ、5タテで勝ち上がる強豪たち

注目チームのひとつが、『(^q^)<エンジョイ勢ですがナニか?』(トミナガ、ボス、デルン、ミモラ、アイク)。前日のプレクーペレーションカップで優勝した5名のうち、トミナガ、ボス、ミモラがこのチームに属している。

だがこの3人は1次予選で出る幕はなく、アイクとデルンが5タテで勝利している。

ちなみにアイクが撲殺した『高円寺脱法BOYZ』は、期待の新鋭「ユウキ」(アメリカ人で日本語ペラペラ、そしてヨーヨー世界チャンプ!)が属する。「アイクVSユウキ」の対戦カードでは、ユウキがEXマシンガンに対し痛恨の赤ブロミス。悔しい敗退となった。

また『だんご3兄弟~Forever~』チームでは、2012年に新潟へ帰郷したロクが、長男として大会に復活。久々の3兄弟共演だ。

1次予選に出たロクは、「花火」の異名を持つ大昇龍を初戦でガードされ、『ムーゲージャム』のえーふぉーに一本を先取される。

しかしロクはすぐさま次のラウンドを取り返し、そのまま5タテ。後ろで見守るチームメイト、ヌキからは、これまた久々に「確反のロク!!」と歓声があがった。

『だんご3兄弟~Forever~』に属するもう ひとりのプレイヤーは、いぶき全一と名高いヒガ。ヒガいぶきも予選で5タテを成し遂げ、ストレートで二次予選へ駒を進めた。

2度に渡って5タテを成し遂げたチームといえば、『勧善懲悪』。マツケンとふろがそれぞれ5タテを決め、速攻で一次予選を勝ち抜いた。

 

▼二次予選、まさかの展開

ワイルドカードを挟み、2次予選がスタート。初戦注目カードは『K.Oファミリー』対名古屋Q2をホームとする『オーバーキル田中の青春』(こくじん、ヒロちゃん、雪男、ナガ、宵闇)。

先に大将を出すことになったのは『K.Oファミリー』。やっくんたった一人が、こくじん、宵闇、雪男を倒さなければならない状況だ。

やっくんはこれをやってのけた。フルカウントでこくじん相手に絶唱でダウンを取り、起き攻めに遠距離大パンチ。ゲージ3マックスのダッドリー相手に、強気の選択肢を押し通す。

続く宵闇を葬り、大将―大将戦の雪男にも幻影コンボを完走して勝利。『K.Oファミリー』が2次予選2回戦へ進んだ。

 

そして『だんご3兄弟~Forever~』対『(^q^)<エンジョイ勢ですがナニか?』も2次予選注目カード。

だんご3兄弟・長男ロクがアイクを下し、出てきたのはトミナガまこと。

トミナガはアイクの仇討ちとばかりに長男ロクを倒すと、次男ヴァナヲも撃破。ストッパーとして立ちふさがるヌキにも競り勝ち、ヒガを唐草で絞め落とす。最後はトクラをトミコアで粉砕。

(^q^)<エンジョイ勢ですがナニか?』が、2次予選2回戦へ進出を決める。

 

一方、2回戦に進んだ『K.Oファミリー』は、波乱に直面していた。

対戦相手は『Where is Genxa?』(元気、F、たいへー、yohei、精密神せーくん)

以下が対戦の結果だ。

『K.Oファミリー』―『Where is Genxa?』

RX(UR)○―×yohei(CH)……

RX(UR)×―○せーくん(RE)……RXがガー不連携ミス、流れがせーくんに。

K.O(YA)○―×せーくん(RE)……一本目はK.O。二本目はせーくんが下ブロしゃがみ中P安息で取り返すが、三本目はK.OがP勝ち

K.O(YA)○―×エフ(DU)

K.O(YA)○―×たいへー(UR)

K.O(YA)×―○元気(AL)……元気がブロから中KレイドでK.Oを下す

あつし(IB)×―○元気(AL)……EXエルボースパキャンレイドで元気勝利

ピエロ(RE)×―○元気(AL)

やっくん(YU)×―○元気(AL)……再びEXエルボースパキャンレイドで元気勝利

 

各キャラの全一クラスプレイヤーを揃えた『K.Oファミリー』が、2次予選でトーナメントから姿を消した。

筐体の反対側でWhere is Genxa?』が歓声を上げるなか、『K.Oファミリー』には重い空気が漂っていた。

やっくん、RX、あつし、ピエロが立ち上がり、その場を後にする。

残ったK.Oは、放心しているかのように、ひとり同じ場所から動かない。

その目は、虚空を見つめているかのようだった。

Where is Genxa?』、決勝トーナメント進出。

 

▼決勝トーナメント

8チームが勝ち上がった決勝トーナメント。これ以降はすべての試合がすでにtwitchにて生中継されているため、対戦結果のみ記録する。

1回戦第1試合

『マスターコース』対『Where is Genxa?

ラオウ(CH)○―×yohei(CH)

ラオウ(CH)○―×たいへー(UR)

ラオウ(CH)○―×せーくん(RE)

ラオウ(CH)○―×エフ(DU)

ラオウ(CH)×―○元気(AL)

ゲームセンター嵐×―○元気(AL)

キャベツ(KE)○―×元気(AL)

 

 

1回戦第2試合

『勧善懲悪』対『ONE SHOT, ONE KILL』

ふろ(YA)○―マサ(Q)

ふろ(YA)○―ロリ(DU)

ふろ(YA)○―LUKA(MA)

ふろ(YA)○―チャンス(MA)

ふろ(YA)○―ウラケン(GO)

 

1回戦第3試合

(^q^)<エンジョイ勢ですがナニか?』対『埼玉7軍(補欠組)』

 アイク(DU)○―×タクロー(KE)

 アイク(DU)○―×マギー(CH)

 アイク(DU)○―×スギノ(DU)

 アイク(DU)○―×けら(MA)

 アイク(DU)×―○ヒヤシンス(YU)

ボス(KE)○―×ヒヤシンス(YU)

 

1回戦第4試合

 『モリカワ軍団』対『団地妻さゆり』

モリカワ(KE)×―○茶々(DU)

もと(YU)○―シカロビン(RE)

もと(YU)○―フタナ(UR)

もと(YU)○―てる坊(YU)

もと(YU)×―○キタガワ(KE)

かし(KE)×―○キタガワ(KE)

なめろう(YU)×―○キタガワ(KE)

MOV(CH)○―×キタガワ(KE)

 

準決勝第1試合

『マスターコース』対『勧善懲悪』

ラオウ(CH)×―○SHO(YU)

キャベツ(KE)×―○SHO(YU)

ゲームセンター嵐(GO)○―×SHO(YU)

ゲームセンター嵐(GO)○―×マツケン(KE)

ゲームセンター嵐(GO)×―○くに(RY)

にっと(YU)○―×くに(RY)

にっと(YU)×―○ふろ(YA)

力丸(CH)○―×ふろ(YA)

力丸(CH)○―×マッチ(GO)

 

準決勝第2試合

『モリカワ軍団』対『(^q^)<エンジョイ勢ですがナニか?

かし(KE)○―×アイク(DU)

かし(KE)○―×トミナガ(MA)

かし(KE)×―○ボス(KE)

モリカワ(KE)×―○ボス(KE)

MOV(CH)○―×ボス(KE)

MOV(CH)○―×デルン(YU)

MOV(CH)○―×ミモラ(MA)

 

決勝戦

『マスターコース』対『モリカワ軍団』

ラオウ(CH)○―×なめろう(YU)

ラオウ(CH)×―○もと(YU)

ゲームセンター嵐×―○もと(YU)

キャベツ(KE)○―×もと(YU)

キャベツ(KE)○―×モリカワ(KE)

キャベツ(KE)○―×かし(KE)

キャベツ(KE)○―×MOV(CH)

ファイナルで優勝したのは『マスターコース』。KOFやスパ4シリーズなど多くの格闘ゲームで活躍するキャベツが、怒涛の4タテでチームを優勝に導いた。

 キャベツの最後の選択肢は、リープ→中足EX波動迅雷。削り殺すための連携だ。

迅雷の暗転と同時に、静まり返る会場。そしてK.Oの文字が画面に表示されると、会場にはギャラリーたちと『マスターコース』チームメイトの雄叫びが響き渡った。

 

 ▼終幕

第13回クーペレーションカップのすべての行程が終わった。

優勝チーム、準優勝チームの表彰。そして最後に、実行委員長・松田店長がマイクを握った。

「来年もまた、お会いしましょう」

昨年は82ものチームが出場。しかし今年はさらに多くのチームが、パレットタウンに集まった。

稼働から15年以上経つ3rd strike。その盛り上がりは、とどまるところを知らない。

来年も、クーペレーションカップは開催されるのだろうか?

開催されるとするならば、どんなチームが組まれ、どんなドラマが生まれるのか。

「3rd最強」と言われる男、ヌキが着ていたTシャツの背中にはこんな文字が記されていた。

"A million fighters history

  Battle continues forever"

戦いは、続く。

 

(文中はすべて敬称略)

サンタさんからクリスマスをもらった話

 突然ですが、僕は家庭用のサードストライクを持っていません

そこで、サンタさんにプレゼントしてもらうことにしました。

サンタさん、どうか僕に「PS2」と「家庭用ストリートファイターⅢサードストライク」と「アーケードスティック」をください・・・・・・

 

【翌朝】

ベッドを抜け出た僕の目に映ったのは、なんと・・・!!

 

 

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キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!

プレゼントキタ━━ヽ(゚ω゚)ノ━━!!

ありがとうサンタさん。信じてました。早速開封してみようと思います!

 

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 まず赤い靴下のなかには、薄型PS2(本体傷アリ。動作保証済み)と付属ケーブルが入っていました。

 

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アーケードスティック(レバー使用感アリ)も添えられていました。

そして残るひとつ・・・・・・

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それでは包装を解いてみましょう。

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ゴウキいたぁ!!間違いありません、これは、このソフトは・・・!!

 

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ストリートファイターⅢサードストライク!!!

やったあああああああああああああ!!!

はやる気持ちを抑えつつ、モニターにPS2をつないで、ゲームをプレイしてみましょう。

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いやーワクワクするなあ。それではカバーを閉めてスイッチON!

 

 

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ん?なにやら見慣れぬ画面が・・・・・・SNK

ま、まあ家庭用限定の画面なのかもしれません。とりあえずスタートボタンを押して、アーケードモードを選択。

 

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おいこれ間違いなくサードじゃないだろ。

慌ててPS2のカバーを開け、ディスクを確認。

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とてもサードストライクのディスクには見えません。

左側に見知らぬキャラがいます。

ふと、ディスク左上にゲームタイトルの表示を発見。

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SNK  VS. CAPCOM

伝説のクソゲーム、SNK  VS. CAPCOM

どうやらサンタさんは勘違いしてしまったようです。

間違うにしてもCAPCOM VS. SNKくれよ。

とはいえせっかくもらったプレゼントなので、主人公っぽいキャラを選んでプレイしてみました。すると、

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鉄の爪をつけたサングラスのチビ

が突っ込んできて死にました。

 

【終わりに】

全国のサンタさん、清き少年少女へのプレゼントはくれぐれも間違えないようにしてください。よろしくお願いします。

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ミカドから5分のグルメ情報【レッドロック編】

「ミカドで対戦していたい。でもメシも食いたいし、食べ終わったらまた対戦に戻りたい……」

 

そんなキチガイみたいな考えを持っている人のために、ミカドから徒歩5分以内で行けるご飯屋さんの情報を提供します!

 

今回おじゃましたのは、牛肉料理専門店、Red Rockさんです。

もともと神戸で人気だったこのお店が、今年9月に東京に進出。それが高田馬場にオープンしたというわけです。

 

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お店に到着すると、既に順番待ちの列ができていました。時刻は20:00。

オープンから1ヵ月以上が経っていますが、客足は絶えないようです。

僕は10分前に「すた丼」を食べていたので、近くを流れる川にゲロを吐き、胃を空にした状態で入店しました。

 

お店に足を踏み入れてみると、若干狭く感じました。

奥に2人がけのテーブル席が4つほど。それ以外はすべてカウンター席という配置。

僕はひとり客だったのでカウンター席に案内されたのですが、自分の背中と壁の隙間は70センチありません。店員さんが後ろを通る際はかなり窮屈そう。

瞬獄神ジ◯ーがここに座ったら、誰も後ろを通れない

リアルにそう感じました。

 

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これがメニューです。ランチと書いてありますが、夜でも注文できるとのこと。良心的ですね。これ以外にもセットメニューやドリンクメニューもちゃんとあります。写真を撮り忘れたわけじゃないので、そこんとこよろしくお願いします。

僕はもっともスタンダードなメニューであろう「ローストビーフ丼」(税込み850円)を注文。

高田馬場という土地柄からか、他のお客さんは若者が多い様子でした。しかしうるさすぎず、静かすぎず、丁度いいにぎわい具合、といったところでしょうか。

 

待つこと10年、ようやくローストビーフ丼がやってきました。

 

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うまそう。よだれが出そうになった。

写真だと分かりにくいですが、どんぶりというより少し深いお皿といったほうがふさわしいです。ミツバの影には卵黄が隠れています。

850円とは思えないボリューム。僕は「ワーオ」(2タメ8)と言い牛肉にしゃぶりつきました。

ほどよくジューシィで柔らかいお肉。タレとの相性もバッチリで、口いっぱいに旨みが広がりました。そんな感じで褒めておけば大丈夫だろう。

こんなスバラシイお店が、ミカドから徒歩5分圏内!?

僕は嬉しさのあまり失神しそうになりましたが、なんとかこらえて失禁だけで持ちこたえました。

 

さてお腹もふくれたところで、恒例の「トイレチェック」です。

僕は飲食店に行ったら必ずトイレを見ます。衛生面がしっかりしているお店には安心して通えますからね。

トイレはお店の奥にあります。トイレへ通じるドアにはガラスの窓がはめ込まれており、中が見えないようにカーテンで目隠しがしてあるという珍しい仕様。

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手洗い場はこんなデザイン。あまりにも赤すぎて、「トイレにもローストビーフ丼があるのかな」と勘違いしました。壁面にアルファベットでなにか文字が書いてあるのが怖かったのですが、それ以外(?)は極めて清潔でした。

「この店には間違いなく通う」

僕のなかでそんな確信が生まれました。

 

では、「Red Rock」からミカドまで、徒歩何分で行けるのかタイムを計ってみたいと思います。スマホのストップウォッチをONにして、お店からミカドまでテクテクと歩きます。

 

……

………

…………

着きました!果たして徒歩何分なのでしょうか。

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5分を軽くオーバーしました。

遠過ぎるのでもうRed Rockには行きません。

ありがとうございました。

 

 

あ!お店のちゃんとした情報が見たい方は、食べログとか見たらいいんじゃないでしょうか!お肉はホントに美味しかったよ!

 それでは!

クーペ2014、元気&クロダトーク

元気(以下、げ)「今回本当、すごい(参加)人数ですね」

クロダ(以下、ク)「やっと来た人数ですね。それだけのゲームなんでね、人数が増えることは不思議じゃないんですけど」

げ「ははは。でもたぶん、去年と比べても1、5倍くらいの?」

ク「ありがたいですよね。っていうのは、始めたばっかりの人も出ていたみたいなので、そこがいいですよね」

げ「そうですよね、みんなレベルもいろいろ様々なのに、みんなで一緒に遊べるっていう」

ク「そうですね。遊ぶのもいいですし、真剣勝負もいいですから。3rd業界って、キャラ差はそんなにあっても、人の差ってそんなにないじゃないですか。だからすぐに柔軟性出せば、おっついたりできるじゃないですか。だから新規参入も実は前までいたんですよね。それがこれから出てくるような予感がしますよね」

げ「そうですね~」

ク「だから、ルールってわからないじゃないですか。3rdの技が書いてある本があるわけでもないから、ルールがわからなくて手が出せないって人がいるじゃないですか。そういう人が見てもわかるようなクーペだといいですよね、今回は。みんながわかるクーペがいいですよね」

げ「みんながわかるクーペ」

ク「だからなるべく自分が知ってる知識とか情報っていうのを提供できたらなと」

げ「交流的な意味で?」

ク「そうですし、ここ、こういう構想(抗争?)があったんだとか、連続技が決まる予定だったのに、ミスってしまってできなかったとか」

げ「でも本当は入るよ、と」

ク「あと、間合いのかけひきとか。この距離が一番安全で、この距離が熱いんだとか」

げ「そういった、レベルの高い、というか」

ク「まあ、レベルっていうか、自分の戦い方を見せ合うっていうのがあるので、そこをみんなが理解するのが良いですよ。このゲームに関しては、どの距離取るのも人の自由なので。相手の技が当たる距離で取るか、取ることを相手が警戒するじゃないですか。だからそこで踏み込んでいって投げにいくとか。っていうのがあるんですよ。で、安全な人って間合いの外で技のすかりを待つじゃないですか」

げ「そうですね」

ク「そしたら別に、相手も歩いてこないし。元気さんのアレックスも、攻めるときは行きますよね」

げ「そうですね。なるべく相手の技…相手に触らないように間合いを詰めて、相手に出させてから動くっていう」

ク「元気さんって、両方ありますよね。ブロッキングっていうのを意識させて、相手が黙ったとこを歩いて投げにいったりとか。それもできますし、技のすかりに足払いとか、狙いながらジリジリもできますし、飛ぶこともできますよね」

げ「意識しているのは、なるべく自分から動いて、相手をコントロールする、相手にミスをさせる」

ク「はいはいはい。要するに自分の動きを相手に教えて、こういう駆け引きがあるんで、相手が、はいわかった。僕こう動きますっていうところを、ハイ、裏ですっていう」

げ「そうですね。あとは例えば、こういう技はブロッキングできますよとか、こういう行動に対してはお仕置できますよっていう風に、相手に見せて、相手を黙らせて」

ク「僕、ブロッキング取っちゃうよ?僕、ブロッキング取っちゃうよ?ってな感じで、相手が、技出したときにブロッキングされたらどうしよう、ガードしようってなったところを突くっていう。王道ですよね」

げ「そう。それが一番楽しいですよね」

ク「そうですよね。3rd、スト3の醍醐味ですよね」

げ「そう。で、このゲームってすごいブロッキングっていうシステムが強いじゃないですか。そのブロッキングっていうシステムを逆手に取るというか」

ク「だからあの、キャラ差とかいう概念も、それで消えましたよね」

げ「そうですね」

ク「近年は技相性、通常技の相性から色々ありまして、例えばブロッキングを恐れて黙った側が有利なのか、不利なのか。最終的には優劣不明という結果のゲームじゃないですか。だからこそこうやって存続し続けるゲームなんですよね」

げ「そうですね。クロダさんもいつも結構、このキャラとこのキャラは五分だっていう組み合わせが結構多い…」

 

youtubeにアップされた動画がここまでで途切れているので、以降のトークは不明です。残念!

 

「定食くに」を目指して

 

きっかけは、神保町ミッキー元店員・ハラノさんのツイートでした。

「今日は地元の定食屋を開拓。つよそう」

本日夜8時ごろのことです。その一言とともに、「定食くに」という看板の画像がアップロードされていました。

 その後、幸運なことに、ハラノさん本人から「お店は大倉山にある」という情報をいただきました。

僕は思いました。

「くにさんに会いに行くっきゃねえ」

 

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来ました、大倉山

 

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改札口を降りると、パチンコ屋や飲食店のきらびやかな照明が目に飛び込んできました。

ハラノさんは「クソ田舎」と言っていましたが、まったくそんなことはないようです。

さて、完全にその場のノリで大倉山まで来たはいいものの、肝心の「定食くに」の場所を調べなければいけません。僕はスマートホォンで地図を出し、「くに」の場所を調べました。

ところで僕は方向音痴です。地図を出しても、目的地までたどり着くのに最短ルートでいけたためしがありません。

そうなったら、地元に詳しい人に聞くしかない。僕は改札口の駅員さんにスマートホォンの画面を見せ、

「オレ、ココ。イキタイノ、ココ。オマエ、オレ、ミチ、オシエル」

と言いました。

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駅員さん「ああ、そこ出て右ですよ」

カタギリ「右って2P側ってこと?」

駅員さん「えぇえ?」

こうして親切な駅員さんのおかげで、僕は「くに」への道のりがわかりました。

しかし、ただ「くに」へ行くだけでは面白みがありません。僕は思いつきで、大倉山周辺のコンビニを探しました。

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ありました、ファミマ。

 

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買いました、マジックインキ。

これで、とあるものを作ります。それは

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(RY)と書かれた、「謎の」紙片です。

ちなみに写真の場所は、ファミマの横のマンションです。階段の足元灯の明かりを頼りに書きました。

これで準備は完璧。そしていよいよ「くに」を目指します。

 

猛ダッシュで。

というのも、僕は「くに」の閉店時間がわからなかったのです。

コンビニで買い物している間に閉店されてしまっては、ここまでの苦労が水の泡になります。

僕は駅員さんの教えてくれた道を走りました。

そして!ついに!

 

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ありましたっていうか暗い!!!

暗すぎる!!流石は夜!!!!

 

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「くに」という看板の横に(RY)という紙を添えて、

くに(RY)を作りたかったのですが、暗くてよくわかりません。僕は途方にくれました。これから電気屋で簡易照明を買うわけにもいかない。さて、どうしたものか…

作戦を立てつつ時間は刻一刻と過ぎていきます。と、その時。考えを巡らせていた僕のもとに、まさに「一筋の光」が訪れました。

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 ブロロロロロロ……

「くに」が面する通りは、夜にも関わらず車の通りが絶えません。

ハッと閃きました。

「車が通るタイミングに合わせて、ヘッドライトを照明代わりに使えばいいんだ」

 

思いついたら、あとはタイミングを合わせてシャッターを切るだけです。

うおおおおお!カッシャアアアアア!!!(シャッターの音)

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上手に撮れましたー!!

これぞ、まごうことなき「くに(RY)」です!やったぁ!

たまたま通りかかったエルグランドの運転手さんありがとうございます!

 こうして僕は、無事にすべての撮影を終えることができました。

 

なぜ思いつきで大倉山なんてクソ田舎にまで来てしまったのか。自分でもわかりません。

残ったのは8割の虚無感と2割の達成感。8-2で虚無感有利です。

そういえば、ハラノさんが勤めていたミッキーには、口癖のように「8-2でレミー有利^q^」と言うまこと使いがいました。

今は亡き神保町ミッキー。もしかしたらミッキーは、ハラノさんを通じて、僕に「定食くに」の存在を教えてくれたのかもしれません。なんたる巡り合わせでしょうか。「うんがいい^q^」とはこのことです。

 

なんだそれ。

 

どういう締めくくり方やねん。

本当にすみませんでした。

すみません。

せん。

 

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せん。

 

 

~おしまい~

 

スペシャルサンクス 定食くに※

■おすすめメニュー

ベーコンエッグ定食・・・・・700円

オムレツ定食・・・・・・・・700円

焼き肉定食・・・・・・・・・720円

トリカラアゲ定食・・・・・・750円

ハンバーグ定食・・・・・・・760円

 

■営業時間

[月~土]
11:00~14:00
18:00~23:00

 

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